タイムシェアのオーナーと同時にヒルトンオナーズのメンバーにもなります
ヒルトンタイムシェアのオーナーになると自動的にヒルトンホテルのロイヤリティプログラム、ヒルトンオナーズのメンバーにもなります。
最初はなんでヒルトンホテルのロイヤリティプログラムのメンバーになるのかな?ホテルなんて使わないよね、と思っていたのですが、、、
実はタイムシェアのポイントはホテル利用にも使えるのです。
以下は2025年度のポイント利用方法をまとめたものです。ホテルの予約方法によりますが、一番下の太枠で囲った欄にあるとおり、タイムシェアの当年のポイントはもちろん、翌年や前年からの繰越ポイント、そしてボーナスポイントがホテル予約に使えます。

クラブポイントはホテルの予約にも使えます
クラブポイントをホテルの予約に使う方法は3通りです。
1.ダイレクトステイ
クラブポイントを利用して、ダイレクトステイのプログラムのあるホテルを専用窓口で電話で予約します。(予約手数料129 ドル。変更不可)
2025年3月16日現在対象となっているのはコンラッド東京、ヒルトン東京、ヒルトン東京ベイ、
ヒルトン小田原リゾート&スパ、ヒルトン名古屋、ヒルトン大阪、ヒルトン広島、ヒルトン長崎、ヒルトン沖縄北谷リゾート、旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン、ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾートです。
準備中のホテルもあるので、これから利用できるホテルが増えていくでしょう。
時期や曜日によって必要とするクラブポイントの数が異なります。
例えばコンラッド東京ですが、スタンダードツイン/キング、2名1室、朝食がついていて
9,350ポイント : ~3/20、4/20~9/25、11/30~12/18の日曜から金曜
10,750ポイント : ~3/20、4/20~9/25、11/30~12/18の土曜
11,450ポイント : 9/26~11/29
12,140ポイント : 3/21~4/19、12/19~30
となっています。
このダイレクトステイ、はたしてお得でしょうか?
(以下2.3.でもご説明しますが)、クラブポイントをオナーズポイントに交換すると当年のポイントは13倍、翌年のポイントは16倍で換算されますので、それぞれ
9,350ポイント : →121,550 →149,600
10,750ポイント : →139,750 →172,000
11,450ポイント : →148,850 →183,200
12,140ポイント : →157,820 →194,240
になります。
予約カレンダーで見ると、2025年3月16日現在、コンラッドのスタンダードツイン/キングのお部屋は繁忙期でなければ朝食付きでも100,000ポイントで予約できるので、ダイレクトステイはポイント効率を考えるとあまりよくなさそうではありますが、前年から繰り越したポイントも使えるのはメリットです。
2.オナーズポイントに交換して当年度中のホテル予約に直接使用
当年度及び翌年度のクラブポイントをオナーズポイントに交換して当年度中のヒルトンブランドのホテル宿泊の予約をすることができます。ダイレクトステイとは違い、対象ホテルの限定はありません。
この場合の交換比率は当年度ポイント、翌年度ポイントいずれも「1クラブポイント=13ヒルトン・オナーズ・ポイント」です。手数料が必要です。
この方法の場合、ポイントを交換すると同時にホテル予約を確定させ、当年度中に宿泊を終わらせる必要があります。当年度中のポイントについてはとりあえずポイントに交換しておいて後から考える、ということはできません。
ですが、このホテル予約はキャンセルでき、いったん確定した予約をキャンセルするとオナーズポイントで戻ってきます。オナーズポイントには使用期限がないので、使用期限のあるクラブポイントから使用期限のないオナーズポイントへのポイントロンダリング!?とも言える方法で、ベテランオーナーでポイントの活用が上手な方に見られる方法です。
1点、要注意なのは、この方法を利用できるのは、HGVクラブレガシーメンバーおよびHGVマックスレガシーメンバーです。
HGVマックスメンバーは利用できません。
3.ヒルトン・オナーズ・ポイントへの交換
当年の12月31日までに手続きを完了すれば、翌年のクラブポイントのすべて、もしくは一部をヒルトン・オナーズ・ポイントに変換することができるシステムです。当年のポイントの交換はできません。
交換比率は、所有するリゾートがヒルトングランドバケーションズであれば「1クラブポイント=16ヒルトン・オナーズ・ポイント」、ヒルトンクラブの場合は2倍の32ポイントになります。交換には手数料が必要です。
HGVクラブレガシーメンバーおよびHGVマックスレガシーメンバーは毎年、HGVマックスメンバーは隔年、クラブポイントをオナーズポイントに交換できます。
おさらい
さて、2.で当年度のポイントの交換についてご説明しましたが、この3.では当年のポイントの交換はできません、と書きました。
で、結局当年度のポイントって交換できるの、できないの?と紛らわしいですよね。
もう一度、おさらいをしてみます。
当年度中のホテル予約のためにクラブポイントを使うのであれば当年のポイント、それが足りなければ翌年のポイントを前借してオナーズポイントに交換して同時にホテルを予約することができますよ、その時の交換比率は1:13ですよ、これを使えるのはHGVレガシーメンバーとHGVマックスレガシーメンバーだけで、HGVマックスメンバーは使えませんよ、というのが2の説明でした。
3.は、ホテル予約を伴わない、単なるポイントの交換についてです。これは誰でもできますが、HGVレガシーメンバーとHGVマックスレガシーメンバが毎年できるのに対して、HGVマックスメンバーの方は隔年になります、という説明でした。
こうして、タイムシェアとホテルは実はシームレスに連携しているのでした。
次はタイムシェアオーナーになったことをきっかけに始まった、ヒルトンホテルの楽しみ方をご紹介しようと思います。
(2025年3月16日現在の情報です。ご自身で活用される場合は必ず最新の情報をご確認ください。)
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