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タイムシェアとの出会いーヒルトンタイムシェア入門0

タイムシェア
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きっかけ

今さらですが、我が家がタイムシェアを買ったわけを書こうと思います。

これからお伝えするお話はヒルトン直販のお話です。(リセール市場で直販より安く購入という方法もありますが、直販との違い等、リセールについては詳しくないので、リセールご希望の方はご自身でお調べください。)

きっかけは、ヒルトン東京のスイーツビュッフェに娘と行った帰りにヒルトングランドバケーションのセールスデスクの人に声をかけられ、おまけの食事券につられて説明会に参加したことでした。(ハワイ2泊?3泊?の宿泊体験もあったような。。)

ヒルトンの説明会は必ず夫婦で来てくださいと言われます。なぜ夫婦そろってないといけないのかわからないのですが、絶対、ということなので、夫の予定をおさえて出かけたのが2020年10月のことでした。

ヒルトンのタイムシェアとは?

ヒルトンのタイムシェアについて、我が家が購入するにいたった経緯をお教えしながらざっくりと説明したいと思います。(これから説明する内容に加えていろいろシステムがあるのですが、まずは基本的なところから。)

ヒルトンのタイムシェアとは、1つの部屋を52週に分けて、1年あたり1週間分の利用権を購入するものです。

リゾート、部屋の広さ、繁忙期か閑散期か、毎年固定週か浮動週かで付与されるポイントがちがい、値段が変わります。購入金額とは別に、管理費がかかります。管理費は部屋の間取り決まっています。毎年ポイントが付与される物件は毎年、ポイントの付与が隔年の場合は隔年、管理費を支払います。

最初に勧められたのはワイキキにある、ヒルトンハワイアンビレッジの中では一番新しいグランドアイランダーという建物の2BRだったと思います。ポイントは忘れてしまったのですが、500万円くらいで毎年ポイントが付与される物件で年間管理費も30万円くらいだったでしょうか。購入価格的にも毎年30万円の管理費の支出も、ちょっと手が出ないね、無理だね、と、まったく買う気配を見せていなかったら、説明をしてくれていたセールスの女性がちょっと待っててください、といったん下がり、今度は上司という人も出てきて、「たった今出た物件ですが。。。」とグランドワイキキアンという建物の1BR 、ゴールドシーズン、隔年で5400ポイントをいうのを提示してきました。購入価格は340万円、管理費は20万円弱でしたが、隔年なので管理費は2年に1回の支払いで済みます。

さすがセールスのプロですね、こちらが「これならギリがんばっちゃおうかな」という物件を出してきました。

ひょっとしたら買えるかもと思ったら、初期投資は必要だけれども、オーナーになると家族5人で旅行するときに、ホテルをとるのに悩まなくて済むようになるし、ホテル代もかからなくなるから、旅行何回分かで元がとれるな、これはいいかも、と思えてきました。

コロナで1人10万円の給付金も入ったあとだったので、多少頭金に充てられるお金があったのも背中を押すことに。

ただその時はコロナで海外渡航ができなかったので、ハワイの物件を買ったものの、行けるあてはありませんでした。でも、ポイントさえあれば(*)どこのリゾートにも利用できるので、国内で2つ目のヒルトングランドバケーション瀬底の竣工がもうすぐなら、ハワイでなくても瀬底に行けばいいよね、ということで、こうして我が家はハワイのタイムシェアのオーナーになったのでした。

*ポイントさえあればというのが肝で、実はハワイのリゾートを持つ必要はなく、本土のフロリダやカカリフォルニア、ラスベガスなどの物件でも、ハワイのリゾートを使うことはできます。逆もしかり。なぜハワイばかりを提示してくるのかわかりませんが、きっと本土に行くよりはフライト時間が短く行きやすく、日本語が通じて日本人に人気がある、そしてハワイというプレミアムがついて高くても売れる、というところかな、と個人的に思っています。自分の持っている物件は他の人に先駆けて1年前から予約がとれるので、ハワイに必ず行きたい!という方にはもちろん、ハワイの物件を持つ価値は十分にあります。ハワイのリゾートにこだわらないオーナーは、ポイント数と年間管理費を見て、ポイント効率(とオーナー界隈では言います。1ポイント当たりの管理費)のよいリゾートを所有しているひともいます。我が家も買い替えでそうしました。

ヒルトングランドバケーションの説明会は毎回おまけがつきます。だいたいホテルの方で使えるヒルトンオナーズポイントが付くのですが、購入を決めたので、ポイント数をはずんでもらい、確か10万ポイントをもらったと思います。

その時にもらったヒルトンオナーズのボーナスポイントで家族で沖縄デビュー、ヒルトン北谷(こちらはホテルのほうです)のスイートに泊まり、楽しい思い出を作って、すっかりヒルトンのファンになりました。

実際に使ってみると旅のスタイルが広がります

瀬底がまだ竣工しておらず、ポイントでリゾートを使うならハワイがアメリカ本土しかなかったので、しばらくはハワイに行けなかったのですが、2022年8月にようやくホームのグランドワイキキアンに行くことができました。

泊まってみて実感したのは、例えば我が家が泊まった2BRだと113㎡と部屋が広く、ホテルでは味わえない開放感があること。寝室に加えてリビング、キッチンもあり、バスルームも2つあります。5人家族でもゆったり過ごせるのはとてもいいなと思いました。

タオルやアメニティはホテルのように交換も追加もしてくれますし、食器用洗剤や洗濯洗剤も補充してくれます。

ワイキキアンだと洗濯機も室内にあるので、長期滞在なら重宝します。

行くまでは高い買い物しちゃったかな、とちょっと悩んでいたのですが、我が家の旅行スタイルには合うようで、実際に行ってみて、タイムシェアのある生活にすっかり満足してしまいました。

買い替えでポイントは多く管理費は安く

ヒルトンでは定期的にオーナーを説明会に誘い、買い替えを促します。我が家も初めてハワイに行った後、2023年の3月に説明会に誘われました。おまけのボーナスポイントだけもらって買い替えは断るつもりで出かけたのですが、最初にグランドアイランダーを提示され断ったところ、これまた「今出てきたばかりの物件ですが。。。」ということでラスベガスのブルバードという建物、2BR、プラチナシーズン隔年11,200ポイント、管理費約18万円というのを提示されました。

ハワイの物件は管理費が高いこと、そして滞在に必要なポイント数も多くを必要とするので、なんとか管理費をおさえられないかなと考え始めていたところでしたので、管理費が下がりポイントは増えるのは魅力です。

かつ、ブルバードはポイント数に対して管理費が安いので、ベテランオーナーの間では評価の高い物件です。

買い替えの場合、今の手持ちの物件を買った時の価格で下取りしてくれるので、実際には新たに購入する物件との差額を支払うだけでいいのですが、必ず100万円以上?10,000ドル以上?の差額がないと買い替えができません。この、このブルバードも追加の支払いは発生するのですが、ワイキキアンの1BRからブルバードの2BRへ、そしてゴールドシーズン(閑散期。ポイントが少ない)からプラチナシーズン(繁忙期。ポイントが多い)にポイントもアップするのに管理費は下がる、という、グッドディールです。

ハワイの物件を持っている、というのは優越感を満たしてくれますが、ヒルトンのタイムシェアはポイントさえあればホームがどこであろうと好きなところに泊まれるので、ここは実をとってラスベガスのブルバードに買い替えました。

あとから聞くと1BR、ゴールドシーズンというのはリセールでも買い手がつかないそうなので、2BR、プラチナシーズンにしたのはよかったかもしれません。本土の物件というのも、よさそうです。

タイムシェアを持ってよかった

2020年10月にワイキキアンを購入した時は1ドル113円、2023年3月の買い替え時は1ドル135円、そして2025年1月の今は150円超え。

管理費が上がっているところに円安が進み、タイムシェアを持ち続けることを悩み始めるオーナーが最近はたくさんいるようです。特にリタイアをされて収入も減ってくると考え始めるようです。(我が家もそう遠くない。)

確かに毎年、あるいは隔年で十数万円から数十万円という出費は痛いとは思うのですが、一戸建ての別荘を持つことを考えると、毎年の管理費だけで定期的に物件はリノベーションされるし、メンテナンスもしてくれます。一戸建ての別荘だと年間の維持費+いずれは建て替えの費用も必要です。それを考えると管理費の多少の値上がりがあったとしても、タイムシェアはいいシステムだな、と私は思っています。

ヒルトンのリゾートはアメリカ本土、ハワイ、日本、そしてヨーロッパも増えて来ていて、行き先をあちこち選べるのもタイムシェアならではですし、我が家はタイムシェアを持つことで家族旅行が増え、楽しい思い出ができています。

もう少し先輩の年齢の方々はお孫さんを連れて3世代で楽しんでいらっしゃる方もいます。小さいお子さんがいても周囲を気にしないで過ごせるのもタイムシェアの良さかなと思います。うちももっと早く、子供たちが小さいうちにタイムシェアを知りたかったな、とちょっぴり思います。

もちろん、価値観はひとぞれぞれなので、タイムシェアが絶対いい、とは言いませんし正解はありません。最近は、管理費が高い、手放したくでも手放せない、とあまり芳しくないことが言われているタイムシェアですし、リセール市場の成熟が課題ではあります。それでも、オーナーシップを持っているからこその楽しみもたくさんあり、持っている間は楽しみ尽くそう、と今のところは思っています。

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