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タイムシェアの本当にお得な買い方-ヒルトンタイムシェア入門7

ヒルトンタイムシェア入門
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タイムシェアの購入方法は3通り

ヒルトンタイムシェアの購入方法には3通りあります。直販、リセール、無償譲渡です。

直販

直販とは、物件をヒルトンバケーションズクラブから購入する方法です。値段は正規料金、いわば正札なので、お安くはありません。

購入までの流れとしては

  • 資料請求をしたり、飛行場やショッピングモール、ヒルトンホテル内などに設けられているセールスのブースで声をかけられ、説明会を予約する
  • 説明会で90分のプレゼンを受ける
  • 購入

となります。「高額な買い物になるので、持ち帰って検討します」は許されない、真剣勝負の90分です。

最初はヒルトンが販売に力を入れている(と思われる)物件が提示されますが、なかなか決めかねていると、「たった今出てきました」と言って別の、こちらが決めかねているポイント(大体の場合「お値段が高い」)をクリアするような、ポイントが低かったり小さめの部屋だったり、こちらの手が届きそうな物件が出て着たりします。

リセール

リセールとは、今までリゾートを所有していたオーナーが、リゾートを手放すために中古市場で販売することを言います。値段はオーナーが希望する価格で出されますが、2025年7月現在の目安としては正規価格の1/3くらいです。

価格はオーナーが決めるので、同じタイプの部屋でも案外幅があります。

物件の価格だけ見ると安いのですが、名義書き換え費用(大体60万円程)等が別途必要になるので、リストの価格+αの価格になるので、要注意です。

ヒルトンのタイムシェアのリセールを扱う業者はいくつもあるようですが、有名なところではくじら倶楽部があります。

ちなみにくじら倶楽部はヒルトンだけではなく、マリオット、ウインダム、アウラニといった他の会社のリゾートも扱っています。

購入や売却に関する無料のZOOMのセミナーをちょくちょくやっているので、参加されるといい勉強になります。また、セミナーに参加したからと言ってセールスをかけられることもありませんでした。

無償譲渡

無償譲渡とは、今までリゾートを所有していたオーナーから対価の授受なく、他の人に名義を書き換えることを言います。

物件価格自体はゼロですが、名義変更手数料や、場合によっては前のオーナーへの謝礼やポイントが残っていたらポイントの買い取りとして管理費相当を支払うケースもありますので、まったく0円というわけではありません。

逆に、名義書き換え費用は売り手もち、しかも購入してくれる方には〇〇円プレゼント、というケースもあります。

同じ無償譲渡でもどうしてこれだけ条件が違ってくるのか考えてみたら、名義書き換え費用は買い手もちで謝礼が必要は物件というのはそれだけ希望者がいる物件、一方、名義書き換え費用は売り手もちでプレゼントつきというのは、そこまでしないと買い手が見つからない物件、ということもあるかもしれません。(もちろん、そうとは限らず、とにかく急いで売りたい、というケースもあると思います。)

ということは、将来自分が売り手側になったときに、同じ立場になると思うので、今安いかどうか、だけではなく、出口戦略を考えながら条件を吟味するのがいいかもしれません。

無償譲渡はどこで探すかというと

  1. Facebookで
    ヒルトンのタイムシェアのオーナーのグループの中には、管理人が無償譲渡物件を紹介し、譲り受けたいという人が見つかると名義書き換えの専門家につないでくれるところがいくつかあります。
    これは管理人の信用ひとつで成り立つ形態で、みなさん、管理人を信じて物件を預けたり、譲り受ける人は代金を渡したりしています。
  2. 名義書き換えの専門家にはアロハフレンズやタイムシェア110番などがありますが、これらの業者が自らあっせんしていることもあります。
  3. ジモティなどでも無償譲渡は行われているようです。

それぞれの購入方法のメリット・デメリット

実際にオーナーになってみて、いろいろと経験してきた中から、私の感じたメリット・デメリットを書いてみます。

直販・リセール・無償譲渡のメリット

  1. 直販
    ・今から購入する人はMAX会員になれる
    ・ポイントに応じてエリートステータスが付与される(エリートステータス毎の特典はこちら
    ・アップグレード(今持っている物件を下取りに出して、大きな物件に買替えをすること)の時に購入した価格で下取りしてくれる
  2. リセール
    ・価格が安い
  3. 無償譲渡
    ・物件価格はゼロ。コストは原則名義書き換え費用、場合によっては謝礼。ただしケースバイケース。

直販・リセール・無償譲渡のデメリット

  1. 直販
    ・値段が高い
    ・説明会の場で決めなくてはいけないので、ゆっくり検討ができない
  2. リセール
    ・MAX会員になれない。
     ※リセール業者から購入したメンバーが新たに直販で購入した場合に、ヒルトン側の裁量でリセール業者から購入したオーナーシップにHGVマックス特典が付与されることもあります。ただし、リセール業者から購入したメンバーシップにHGVマックス特典が付与された場合であっても、そのポイントは、HGVマックスのステータスの判定基準として算入されません。
    ・どんなにポイントが多い物件を持っても、エリートステータスは付与されない
    ・今持っている物件を下取りに出してより大きな物件に買い替える=アップブレードができない。いったん今の物件を売却して新しい物件を購入するか追加で購入することになる。
    ・その他、各年度のクラブポイントのヒルトン・オナーズポイントへの交換、ヒルトン・オナーズステータスの獲得やオープンシーズンレンタル特典の使用、HGVマックスに入会が承認された場合のHGVマックスステータス特典など各種HGVクラブ特典が制約される場合があります。
    ・ヒルトンに第一先取特権があるので、直販価格の3分の1を下回るような低価格で取引される場合は、ヒルトンが特権を行使してしまい、手に入らない可能性があります。
     ※所有権の移転を行う場合には必ずヒルトンに連絡をする必要があり、先取特権の対象となるか等、ヒルトンが判断するのですが、今までに発動されたケースはほとんどないようです。
     ※この制度はあまりに廉価で物件が取引されそうな場合はヒルトンが買い上げることでリセール価格を下支えする目的があると言われています。
  3. 無償譲渡
     実は私がただいま無償譲渡で物件の譲渡を受ける手続き中なのですが、ポイントの合算使用やエリートステータス獲得は可能かは、手続き完了後にバケーションデスクに聞いてみないとわからない、と無償譲渡の手続きをしてくれている業者から聞いています。
     無償譲渡の具体的な手続きについては公開されていないことが多いため、その他デメリットを挙げにくいのですが、手続きが完了しだい、別途、無償譲渡についてお伝えしようと思います。 

どの買い方がお得かはどのように使いたいか次第

ざっと、ヒルトンのタイムシェアの買い方とそれぞれのメリットデメリットを挙げましたが、結論からいうと、これが絶対お得、というのはなくて、購入される方がどのように使いたいかによってどの購入方法がお得かは違ってくるのだと思います。

そして、オーナーになったら存分に楽しめて、買ってよかったと思えたら、それが一番お得、と言えるのではないでしょうか☺

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